令和3年個人戦は二年連続中止です。

残念なことに県連個人戦は2年続けて中止となりました。ご意見はいろいろあるかもしれませんが
ヘラブナ釣りはあくまで典型的な遊漁なので本来的な意味でのクラスター（集団）を作りリスクテイクをしてまで選手を集めるものではないと思われます。いくら緊急事態宣言、蔓延防止措置の実施区域ではないとはいえ命に関わるウイルス感染なので組織運営側としての自主規制、モラルとしても理解されるべきところです。

確かに釣友との釣行、愛好会の例会、たくさん集まっての大会はそれなりに楽しいものではありますが、、、さりとて個々人の釣りまでもが制約されているわけではありませんので。


インドアの楽しみとして釣りに関する書物に目を移してみますと
、かの名著「釣魚大全」、酒好き、釣り好き、豪放な開高健氏の「フィッシュオン」を始めとするいくつかの釣り本、文豪ヘミングウェイの「老人と海」、そして飯山市出身大町市在住の孤高の芥川賞作家の丸山健二氏の短編「夜釣り」など読むにつけ、存外釣りとは孤のものであり釣りを通じて自分と向き合うところにその本質がありそうな気もします。文字通りのリフレクションがそこにはあります。


例年に比べて早いと言われる梅雨に入ればテント、レインウエア、パラソルで果敢に釣るのも釣り師の意地、あるいは屋内で万力の塗り替え、竿掛け、玉の柄のコミ調整、浮きトップの取り替え、塗り替えも釣り師としてのそれぞれの楽しみではあるでしょう。
昨今はオータニさんの活躍と照ノ富士の頑張りに元気をもらっております。